細かい(読み)コマカイ

  • こまか・い

デジタル大辞泉の解説

[形][文]こまか・し[ク]
いくつか集まって一まとまりになっているものの、一つ一つの形が非常に小さい。「―・い砂」「―・い雨が降る」「―・い字で書く」「―・い編み目のセーター」「野菜を―・く刻む」⇔粗い
金高が小さい。「―・い金を持ち合わせていない」「一万円札を―・くする」
動きが小さい。「肩を―・く震わせる」
物事が細部にわたっている。詳しい。「―・い話は抜きにしよう」「情景を―・く描写する」
小さいところまで行き届いている。「芸が―・い」「―・く気を遣う」
取るにたりない。些細(ささい)である。「―・い過ちをいちいち指摘する」「―・い事までとやかく言う」
勘定高い。金銭に対してうるさい。けちだ。「金に―・い奴」「取引に関しては―・い」
囲碁で、勝敗の形勢が微妙である。「―・い碁」
[派生]こまかさ[名]

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

[文] ク こまか・し
多数あるものの一つ一つの形が非常に小さい。立体的なものにも平面的なものにも用いる。 - ・い砂 - ・い雨 ねぎを-・く刻む - ・い柄 目の-・い網
(貨幣が)小額である。 - ・い金の持ち合わせがない
反復の動作が小さくせわしなく行われる。 肩が-・く震える
物事の扱い方やとらえ方が、細部にまで及んでいてくわしい。詳細だ。精密だ。 計画を-・く練る - ・い事情
ささいだ。小事だ。 - ・い事まで口を出す
小さい事にまでよく気がつく。配慮が行き届いている。 - ・い心遣い 神経が-・い 芸が-・い
金銭的に少しの損得も気にする。勘定高い。 金に-・い
囲碁で、互いに獲得した地の目数や、石の勢力関係が近接している。一、二目を争う状況である。 古くはこまか(なり)と形容動詞で、形容詞形こまかいが現れたのは近世のことらしい。現在では形容詞と形容動詞がほぼ同様に用いられる
[派生] -さ

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