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細やか/濃やか コマヤカ

デジタル大辞泉の解説

こま‐やか【細やか/濃やか】

[形動][文][ナリ]
一まとまりになっているものの一つ一つの要素が微小なさま。
㋐霧などの密度の濃いさま。
「夜は―な霧が市街を包む」〈宮本伸子
㋑色の濃いさま。
「緑色―なシャンゼリゼの森の上に」〈横光旅愁
㋒地肌が美しいさま。「きめの―な肌」
すみずみまで行き届いているさま。
㋐情が厚いさま。心がこもっているさま。「―な愛情」「―な心配り」
㋑くわしいさま。緻密なさま。
「留守中の有体を―に話したのである」〈紅葉多情多恨
洗練された味わいがある。微妙な趣がある。
「春雨の音に東都の春の―なるを忍ぶとき」〈倉田愛と認識との出発
細かくて雑多なさま。
「―なる御調度は、いとしも調(ととの)へ給はぬを」〈・初音〉
配慮が細部にわたっていてすぐれているさま。精巧なさま。
「まだ―なるにはあらねども、住みつかば、さてもありぬべし」〈松風
[派生]こまやかさ[名]

ささ‐やか【細やか】

[形動][文][ナリ]
形や規模があまり大げさでなく、控えめなさま。「細やかな商売をはじめる」「細やかに暮らす」
形ばかりで粗末なさま。わずかなさま。多く、謙遜して用いる。「細やかな送別会」「細やかな贈り物」
[派生]ささやかさ[名]

ほそ‐やか【細やか】

[形動ナリ]
ほっそりとしているさま。ほそらか。
「容体―になまめかしう」〈宇津保・楼上下〉
声が小さく弱々しいさま。
「声―にて面やせにたるといふうたを」〈かげろふ・中〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

ささやか【細やか】

( 形動 ) [文] ナリ 
規模が小さいさま。こぢんまりして目立たないさま。 「 -に暮らす」 「 -な夢」
取るに足らないさま。形ばかりのさま。多く謙遜して用いることが多い。 「 -な贈り物ですが、どうぞお受け取り下さい」
体がいかにも小さいさま。小柄なさま。 「いと-にて、うとましげもなくらうたげなり/源氏 夕顔
[派生] -さ ( 名 )

ほそやか【細やか】

( 形動 ) [文] ナリ 
ほっそりしたさま。 「 -な体」
声が小さく低いさま。 「声-にて/蜻蛉

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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