本経寺(読み)ほんきようじ

日本歴史地名大系 「本経寺」の解説

本経寺
ほんきようじ

[現在地名]大村市古町

通称寺の馬場(てらのばば)にある。万歳山と号し、日蓮宗。本尊は多宝如来・釈迦如来・日蓮。大村領内四ヵ寺の一つ。大村氏がキリスト教の禁令下において領内で最初に建立した寺院で、同家の菩提寺とした。寺地に彦山修験の日蔵(にちぞう)坊があったが、天正二年(一五七四)キリシタンに焼かれ、「耶蘇大寺」が造営されたと伝える。大村藩初代藩主の大村喜前はキリシタン大名純忠の長子として三歳で洗礼を受けドン・サンチョを称していたが、禁令後は加藤清正の勧めもあって日蓮宗に帰依、耶蘇寺を焼いて、慶長七年(一六〇二)日蓮宗寺院の建立を発願、同一三年に完成、法性山本経寺と号した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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