杉浦健造(読み)スギウラ ケンゾウ

20世紀日本人名事典 「杉浦健造」の解説

杉浦 健造
スギウラ ケンゾウ

明治〜昭和期の医師



生年
慶応2年8月10日(1866年)

没年
昭和8(1933)年8月15日

出身地
甲斐国(山梨県)

経歴
吉岡順作とともに甲府盆地の地方病・日本住血吸虫病の解明に尽力した。大正2年宮入慶之助によってミヤイリガイ中間宿主であることが発見されると、予防駆除研究に携わり、撲滅基礎を作った。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「杉浦健造」の解説

杉浦健造 すぎうら-けんぞう

1866-1933 明治-昭和時代前期の医師。
慶応2年8月10日生まれ。吉岡順作とともに甲府盆地の地方病日本住血吸虫病の解明に努力。大正2年宮入慶之助によってミヤイリガイが中間宿主であることが発見されると,予防,駆除の方法を研究し,撲滅のための基礎をつくった。昭和8年8月15日死去。68歳。甲斐(かい)(山梨県)出身
格言など】国家の基礎は国民に,人の幸福は健康に,保健の源は衛生にあり

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む