杉石(読み)スギセキ

デジタル大辞泉 「杉石」の意味・読み・例文・類語

すぎ‐せき【杉石】

大隅石グループに属す珪酸塩鉱物の一種。ガラス光沢がある桃色または紫色の結晶。六方晶系。愛媛県で採取され、昭和48年(1973)に国際鉱物学連合により新鉱物として認定。名称は、新鉱物の申請をした岩石学者村上允英の師である杉健一にちなむ。宝石・装飾品などに用いられる。スギライト。ロイヤルアゼール。

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関連語 加藤

最新 地学事典 「杉石」の解説

すぎせき
杉石

sugilite

化学組成KNa2(Fe3+, Mn3+, Al)2Li3Si12O30。ミラー石族の一種の鉱物。六方晶系,空間群P63/mcc, 格子定数a1.0007nm, c1.4000, 単位格子中2分子含む。淡褐黄色,ガラス光沢。硬度6~6.5。比重2.80。六角板状ないし粒状集合体。光学的一軸性負,屈折率ε1.607, ω1.610。1976年村上允英ほかにより愛媛県岩城島の曹長岩の少量成分鉱物として記載された新鉱物で,岩石学者杉健一にちなみ命名。

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