コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

李朝白磁 りちょうはくじ

3件 の用語解説(李朝白磁の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

李朝白磁
りちょうはくじ

朝鮮,李朝時代の磁器の一種。硬質の白磁器で,浮彫あるいは透かし彫などの装飾を加え,まれに辰砂 (しんしゃ) や鉄釉 (てつゆう) で絵付けする。高麗時代の伝統を引継ぎ,李朝全期を通じ朝鮮の諸地方で生産された。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

りちょうはくじ【李朝白磁】

朝鮮,李朝時代に焼造された白磁。すでに高麗時代に出現していた白磁は,李朝時代に入って完成した。中国の元末・明初の白磁の影響を受け,深い釉調をもったみごとな白磁ができあがった。前期(14世紀末~16世紀)には,釉薬に鉄分が含まれず,雪のように白い純白磁が生まれた。器形には,深鉢,広口壺,皿などがあり,無文のものが多い。この時期の窯跡は,各地で認められる。後期すなわち17世紀に入ると,白磁の釉色は青味がかり,さらに末期に近づくにつれて,透明性を失い,濁った白色釉へと変化する。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

りちょうはくじ【李朝白磁】

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の李朝白磁の言及

【陶磁器】より

…李朝青花は17世紀初めに日本に伝わり,伊万里染付を生み出した。 青花とならんで李朝白磁には白磁鉄絵,白磁辰砂などの種類がある。白磁の大きな器体に太い筆づかいで竜や虎,草花,竹などの図を描き,青花の優しさとは違う力強さをたたえたものである。…

【白磁】より

…徳化窯も元・明・清代に景徳鎮とともに白磁を焼造し,日常の什器をはじめ,観音像,羅漢像などがヨーロッパに輸出された。
[朝鮮]
 高麗時代に白磁が焼造されているが,李朝には青磁にかわって白磁が磁器焼造の中心となり(李朝白磁),広州などがすぐれた白磁を焼造した。白磁は宮廷の祭器,什器としてのみ使用され,司膳院で生産がきびしく監督されたが,広く一般にも愛好され,その堂々とした量感と奔放な姿は,中国白磁の端正な姿とは異なった味わいのあるものである。…

【李朝美術】より

…特に京畿(けいき)道広州郡の官窯では優れた白磁が焼かれ,李朝陶磁の主流となっていくが,15世紀には宮廷だけでなく地方の人々までも白磁を用いたようで,白磁の一般使用の禁令が出されている。李朝白磁は儒教的な倫理観や生活理念にふさわしいものとされたようである。青花(染付)は世祖代(1456‐68)に入って焼かれるようになり,初期のものは中国明初風で絵画的文様の整った精緻なものである。…

※「李朝白磁」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

李朝白磁の関連キーワード李霆影青訓民正音高麗青磁高麗茶碗朝鮮通宝定窯白磁李朝遼三彩

今日のキーワード

平野美宇

卓球選手。2000年4月14日、静岡県生まれ、山梨県育ち。3歳で卓球を開始。07年に小学1年生で全日本選手権大会バンビの部優勝、09年に小学2年生で同大会ジュニアの部初出場を果たし、注目を集めた。13...

続きを読む

コトバンク for iPhone