東日記(読み)あずまのにき

改訂新版 世界大百科事典 「東日記」の意味・わかりやすい解説

東日記 (あずまのにき)

俳諧撰集。池西言水(ごんすい)編。1681年(延宝9)刊。全2巻。四季発句と歌仙9巻を収める。主な作者は言水,其角(きかく),才麿,桃青(芭蕉),友静,露沾ろせん),幽山ら。才麿の序文に,〈これより先三たび句帖を顕はし,三度風体をかへて三たび古〉びたので,さらに新風を追求したのだと宣言する。作品は玉石混淆だが,談林から蕉風へ移る過渡期俳風を余すところなく伝えている。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む