松平忠刻(読み)まつだいら ただとき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松平忠刻」の解説

松平忠刻(1) まつだいら-ただとき

1716-1749 江戸時代中期の大名
享保(きょうほう)元年7月19日生まれ。深溝(ふこうず)松平家の一族松平勘敬の長男松平忠俔(ただみ)の養子となり,元文3年肥前島原藩(長崎県)藩主松平(深溝)家第1次4代。ハゼノキを植樹させ,生蝋(きろう)生産基礎をつくった。延享4年奏者番。寛延2年5月10日死去。34歳。初名は貞栄(さだよし)。

松平忠刻(2) まつだいら-ただとき

1718-1783* 江戸時代中期の大名。
享保(きょうほう)3年9月11日生まれ。松平忠雅(ただまさ)の4男。延享3年伊勢(いせ)(三重県)桑名藩主松平(奥平)家2代となる。天明2年12月27日死去。65歳。初名は清種(きよたね)。通称は岩吉,主膳

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

お手玉

世界各地で古くから行われている遊戯の一つ。日本では,小豆,米,じゅず玉などを小袋に詰め,5~7個の袋を組として,これらを連続して空中に投げ上げ,落さないように両手または片手で取りさばき,投げ玉の数や継...

お手玉の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android