デジタル大辞泉
「横たわる」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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よこ‐たわ・る‥たはる【横たわる】
- [ 1 ] 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙
- ① 横になる。寝て横になる。横に伏す。また、横にのびる。
- [初出の実例]「よこたはれる松のこたかきほどにはあらぬに」(出典:源氏物語(1001‐14頃)藤裏葉)
- 「K市と島のあいだに横たわる海洋の存在が私をおびやかす」(出典:マヤと一緒に(1962)〈島尾敏雄〉)
- ② 先をふさいで、すぐ近くにある。問題としてそこに存在する。
- [初出の実例]「さうなった前途には恐ろしい危険が横(ヨコタ)はってゐはすまいか」(出典:かのやうに(1912)〈森鴎外〉)
- [ 2 ] 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙 [ 一 ]①に同じ。
- [初出の実例]「おほきなる木の風に吹き倒されて根をささげよこたはれ臥せる」(出典:枕草子(10C終)一二五)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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