檀香梅(読み)ダンコウバイ

デジタル大辞泉 「檀香梅」の意味・読み・例文・類語

だんこう‐ばい〔ダンカウ‐〕【×檀香梅】

クスノキ科の落葉低木。山地自生。葉は卵形雌雄異株早春、葉より先に、黄色小花が並んで咲く。実は丸く、熟すと赤い。中国原産で、観賞用。鬱金花うこんばな
トウロウバイ別名

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精選版 日本国語大辞典 「檀香梅」の意味・読み・例文・類語

だん‐こうばい‥カウバイ【檀香梅】

  1. 〘 名詞 〙
  2. クスノキ科の落葉低木。本州の関東以西、四国、九州、朝鮮、中国の山地に生える。高さ約三メートル。枝を折れば芳香がある。葉は広卵形または卵円形で、長さ五~一五センチメートル、ふつう浅く三裂し裏面淡褐色の長毛を密生する。雌雄異株。早春、葉に先だってごく小さな黄色い花を密につける。秋、径約一センチメートルの果実を結び赤く熟す。古くは果実から灯油をとった。材は薪炭用。和名は、ロウバイの一品種トウロウバイの漢名の転用という。漢名、三椏烏薬。うこんばな。いわずさ。やまずさ。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕
  3. 植物「とうろうばい(唐臘梅)」の漢名。〔和漢三才図会(1712)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「檀香梅」の解説

檀香梅 (ダンコウバイ)

学名Benzoin obtusilobum
植物。クスノキ科の落葉低木,園芸植物

檀香梅 (ダンコウバイ)

植物。ロウバイ科の落葉低木。トウロウバイの別称

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