歌の病(読み)ウタノヤマイ

精選版 日本国語大辞典 「歌の病」の意味・読み・例文・類語

うた【歌】 の 病(やまい)

  1. 和歌の修辞上の欠陥。奈良末期から平安時代にかけて、和歌評価の基準設定の必要から、主に中国詩論影響もとに発生した。その内容は時代、歌の師範などによって異なるが、「歌経標式」は七病(しちへい)、「喜撰式」は四病、「孫姫式(ひこひめしき)」は八病などに分類している。歌病(かびょう・かへい)
    1. [初出の実例]「歌の病をさる事ふるき髄脳にみえたる如くならば其数あまたあり」(出典:俊頼髄脳(1115頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む