朝廷が行う重要な行事経費を確保するため,諸国に調庸・中男作物(ちゅうなんさくもつ)・交易雑物などの10分の1を正蔵率分所に別納させる制度。952年(天暦6)に始まり,10世紀末または11世紀初頭に納入額が調庸などの10分の2に引き上げられた。正蔵率分の納入は太政官の監督下にあり,受領功過定(ずりょうこうかさだめ)でも納入が審査されたため,10~11世紀には納入状況は良好であった。率分切下文(きりくだしぶみ)で随時徴収することも行われた。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月節 (12月前半) のことで,太陽の黄経が 285°に達した日 (太陽暦の1月5日か6日) に始り大寒 (1月 20日か 21日) の前日までの約 15日間...