武者窓(読み)ムシャマド

デジタル大辞泉 「武者窓」の意味・読み・例文・類語

むしゃ‐まど【武者窓】

武家屋敷で、表長屋外壁に設けた、太い縦または横の格子の入った窓。武家窓。

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精選版 日本国語大辞典 「武者窓」の意味・読み・例文・類語

むしゃ‐まど【武者窓】

  1. 〘 名詞 〙 城郭建築あるいは武家屋敷の表長屋などの外壁に設けた、太い格子の付いた窓。武家窓。また、そのような構造の窓。
    1. [初出の実例]「左右朱塗りの番所、続いて海鼠壁(なまこかべ)の長屋、諸所に武者窓(ムシャマド)」(出典歌舞伎筑紫巷談浪白縫黒田騒動)(1875)大詰)

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百科事典マイペディア 「武者窓」の意味・わかりやすい解説

武者窓【むしゃまど】

武家窓とも。天守(やぐら)または大名屋敷の武家長屋などに用いられた太い竪(たて)格子の窓。格子が横に入った窓を与力窓という。
→関連項目

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