武衛(読み)ブエイ

デジタル大辞泉 「武衛」の意味・読み・例文・類語

ぶ‐えい〔‐ヱイ〕【武衛】

兵衛府ひょうえふ唐名

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「武衛」の意味・読み・例文・類語

ぶ‐えい‥ヱイ【武衛】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙
    1. 天子の側近くいて守護する武官。また、将軍。〔布令必用新撰字引(1869)〕 〔旧唐書‐百官志〕
    2. 兵衛府(ひょうえふ)の唐名。
      1. [初出の実例]「武衛酒宴之間也」(出典:古事談(1212‐15頃)一)
  2. [ 2 ] ( 斯波宗家が管領家で、当主は多く左兵衛督になったところから ) 斯波氏通称
    1. [初出の実例]「天文年中まで、尾張国の守護は、武衛(ブヱイ)と申奉つる」(出典信長記(1622)一上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「武衛」の読み・字形・画数・意味

【武衛】ぶえい

武備

字通「武」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ゲリラ豪雨

突発的に発生し、局地的に限られた地域に降る激しい豪雨のこと。長くても1時間程度しか続かず、豪雨の降る範囲は広くても10キロメートル四方くらいと狭い局地的大雨。このため、前線や低気圧、台風などに伴う集中...

ゲリラ豪雨の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android