死せるキリスト(読み)シセルキリスト

デジタル大辞泉 「死せるキリスト」の意味・読み・例文・類語

しせるキリスト【死せるキリスト】

原題、〈イタリアCristo mortoマンテーニャ絵画カンバステンペラ。縦68センチ、横81センチ。磔刑たっけいに処され、十字架から降ろされて横たわるキリスト遺体を、足元視点から描いたもの。マンテーニャの代表作として知られる。ミラノブレラ美術館所蔵
《原題、〈ドイツDer Leichnam Christi im Grabeホルバインの絵画。板にテンペラ。縦30.5センチ、横200センチ。キリストの遺体を真横から捉え、顔や手が青黒く変色した様子まで描写した作品。初期の代表作の一。バーゼル美術館所蔵。墓の中の死せるキリスト。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

デジタル大辞泉プラス 「死せるキリスト」の解説

死せるキリスト

イタリア、ルネサンスの画家アンドレア・マンテーニャの絵画(1480)。原題《Cristo morto》。磔刑に処されたキリストの遺体を、足元からの視点で極端な短縮法を駆使して描いたもの。マンテーニャの代表作の一つ。ミラノのブレラ美術館が所蔵。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android