死後硬直(読み)シゴコウチョク

大辞林 第三版の解説

しごこうちょく【死後硬直】

死後、筋肉が化学変化により硬直すること。死後2~3時間で顎あごや首筋に始まり、半日ほどで全身に及び、やがて軟化する。死後経過時間推定に役立つ。死体強直きようちよく

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

しご‐こうちょく ‥カウチョク【死後硬直】

〘名〙 死後におこる筋肉の硬化現象。死後二~四時間で現われ、六~八時間で全身の筋肉に及ぶ。ふつうは顎(あご)および項(うなじ)などの上部の関節の筋肉からはじまる。死体強直(したいきょうちょく)。死後強直。
※無関係な死(1961)〈安部公房〉「死体は全体として、こわばっていた。あるいはこれが、死後硬直というのかもしれない」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典内の死後硬直の言及

【死体現象】より

… 筋肉は死亡直後に弛緩するが,その後硬化し,各関節を曲げたり伸ばしたりすることが困難となる。この現象を死体硬直とか死硬直あるいは死後硬直という。死体硬直は骨格筋だけでなく,平滑筋にも現れ,腸管や心臓にもみられる。…

※「死後硬直」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

口永良部島

鹿児島県南部,大隅諸島,屋久島の北西約 12kmにある火山島。活火山で,常時観測火山。屋久島町に属する。霧島火山帯に属し,西に番屋ヶ峰(291m),東に最高点の古岳(657m)と新岳(626m)があり...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

死後硬直の関連情報