民間航空(読み)みんかんこうくう

百科事典マイペディア 「民間航空」の意味・わかりやすい解説

民間航空【みんかんこうくう】

軍用航空などを除く民間用の目的の航空の総称産業航空や自家用航空も含むが,中心は旅客貨物の航空輸送事業(事業航空)で,これには定期航空と,経路運航時期が任意の不定期航空がある。国際間の運航は各国との航空協定によってなされ,これに当たる航空会社は国際航空運送協会IATA)に加盟し,運賃などを協定している。最近は協会不加盟の独立会社やチャーター輸送が盛んで,運賃,サービスなどの国際競争,企業間競争が激化している。→航空運送事業

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「民間航空」の意味・わかりやすい解説

民間航空
みんかんこうくう
civil aviation

軍事航空以外の一切の航空活動をいう。航空運送事業と航空機使用事業に大別される有償活動,自家用ビジネス機やスポーツ機による無償活動があり,こうした私的活動に加えて警察消防海上保安庁などの公的活動がある。アメリカ合衆国では沿岸警備隊など政府機関による活動は,民間航空に含まない。国際的には国際民間航空機関 ICAOが 1947年に組織され,民間航空の発展秩序維持を司っている。

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