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水主内親王 もいとりのないしんのう

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

水主内親王 もいとりのないしんのう

みぬしないしんのう

水主内親王 みぬしないしんのう

?-737 飛鳥(あすか)-奈良時代,天智(てんじ)天皇の皇女。
母は黒媛娘(くろひめのいらつめ)。仏教の信仰あつく多数の経典を所蔵,また大和(奈良県)弘福寺に財物を寄進した。「万葉集」巻20に,内親王の病気見舞いのため太上天皇の命で石川郎女(いらつめ)が雪景をよんだ歌がある。天平(てんぴょう)9年8月20日死去。水主は「もいとり」ともよむ。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

水主内親王

没年:天平9.8.20(737.9.18)
生年:生年不詳
8世紀の天智天皇の皇女。母は 栗隈首徳万 の娘黒媛娘。天平6(734)年4月には大和国広瀬郡(奈良県北葛城郡)の水陸田・庄家・瓦山などを購入して弘福寺に施入しており,内親王の死後,その所有の経疏は東大寺に収蔵され,目録が作成されて写経のため貸し出されるなど,内親王の仏教信仰を伝える(『大日本古文書』)。また,内親王が病気で不参が続いたとき,内親王のために太上天皇(元正か)が石川命婦に詠ませた歌が1首『万葉集』に残る。

(梅村恵子)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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