水祝(い)(読み)ミズイワイ

デジタル大辞泉の解説

みず‐いわい〔みづいはひ〕【水祝(い)】

婿入り・嫁入りの際に当人に水を掛けて習俗。翌年の正月にもする。水掛け。水浴びせ。 新年》「鼻たれの男なりけり―/虚子

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百科事典マイペディアの解説

水祝【みずいわい】

初婿入りや嫁入りの際,または結婚後最初の神参りの帰りなどに,若者たちが婿に水をかける習俗。婿いじめの一種で,遠方からきた婿には特にきびしく行われたが,江戸時代に何度か禁令が出て廃絶。もとは新郎に水を浴びせて祝福する意があったとされる。

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世界大百科事典内の水祝(い)の言及

【婿いじめ】より

…この悪戯は婚礼後の年中行事の中でも行われ,婿のみでなく嫁にも加える地域がある。全国的な風習である水祝は,初婿入りや嫁入行列,小正月のおりなどに婿や嫁に若者たちが水をかけることで,婿逃げのときに水かけをする地域もある。水以外に泥,土,雪,松葉などを投げたり,婿の顔に墨つけをしたり,食膳に仕掛けをするというようにさまざまの方法で困らせた。…

※「水祝(い)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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