デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「水野軍記」の解説 水野軍記 みずの-ぐんき ?-1825* 江戸時代後期のキリシタン。肥前唐津(佐賀県)または豊前(ぶぜん)の人といわれる。京都で書道をおしえ,二条家,閑院宮家につかえた。禁書とされたマテオ=リッチの「天主実義」などをよみ,ひそかに天主教を布教。文政7年12月22日死去。没後に入信者豊田貢(みつぎ)らの秘密教団が大坂町奉行所に摘発された。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例