デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「永原与蔵」の解説
永原与蔵(3代) ながはら-よぞう
嘉永(かえい)3年生まれ。出雲(いずも)(島根県)布志名(ふじな)焼の名工として知られる。ろくろさばきがみごとで,色絵の茶碗(ちゃわん)や写しに技をみせた。明治43年死去。61歳。初名は房太郎。名は房則。印号は雲永。別号に洞雪。通称は永助とも。
永原与蔵(2代) ながはら-よぞう
寛政12年生まれ。初代永原与蔵の子。出雲(いずも)(島根県)の布志名(ふじな)焼を製作。父のあとをつぎ,松江藩の茶碗(ちゃわん)師となる。元治(げんじ)元年死去。65歳。初名は要蔵。名は建定。印号は雲与。