日本大百科全書(ニッポニカ) 「永宗島」の意味・わかりやすい解説 永宗島えいそうとう / ヨンチョンド 韓国(大韓民国)、仁川(じんせん/インチョン)広域市の沖合い4キロメートルにある島。面積34平方キロメートル。最高峰である白雲峰のほかはほぼ標高100メートル内外の丘陵からなる。標高20~40メートルまでは稲作、それ以上の高地では畑が広がり、最近ではナシ、ブドウなどの果樹栽培が増加している。北部の石花山付近は牧場の適地。また養殖によるカキ、ハマグリなども生産している。2001年3月には仁川国際空港が開港した。[森 聖雨][参照項目] | 仁川 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
百科事典マイペディア 「永宗島」の意味・わかりやすい解説 永宗島【えいしゅうとう】 韓国,仁川広域市の西側にある島で,中区に属する。面積39.9km2。農業と漁業を主とする島だったが,ソウル近郊の金浦国際空港が飽和状態のため,ここに2001年3月東アジアのハブ空港を目指して仁川国際空港が開港した。島の中央に白雲山(256m)があるが比較的平たん地に恵まれ,ソウルから高速道路で1時間程度であることなどによる。→関連項目仁川|ソウル 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報