永遠の平和のために(読み)えいえんのへいわのために(その他表記)Zum ewigen Frieden

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「永遠の平和のために」の意味・わかりやすい解説

永遠の平和のために
えいえんのへいわのために
Zum ewigen Frieden

ドイツの哲学者 I.カント著作。 1795年刊。重商主義戦争からフランス革命をめぐる戦争へと,戦乱のやむことのなかった時代相をみて「永遠の平和を」の念願もとに書かれた書物。彼の高遠道徳哲学に基づく著述であるが,後年国際連盟に類似した構想を含むきわめて具体的,現実的な提案が多く含まれている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む