デジタル大辞泉 「江戸言葉」の意味・読み・例文・類語 えど‐ことば【江戸言葉】 江戸中期以降、江戸で発達した言葉。在来の関東方言に各地の方言が影響を与えて、宝暦年間(1751~1764)以降に確立したといわれる。東京語のもととなった。江戸語。江戸弁。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「江戸言葉」の意味・読み・例文・類語 えど‐ことば【江戸言葉】 〘 名詞 〙 江戸で発達したことば。その成立は宝暦(一七五一‐六四)以降といわれるが、それ以前にも江戸で使われることば、江戸の人のことばという一般的な意味で用いられている。近世中期以後、在来のことばに各地の方言が影響しながら、しだいに階級別、職業別などでそれぞれ特色あることばとなった。特に職人などの使うぞんざいなことばをさしていうこともある。江戸弁。[初出の実例]「商人の売物(かいもの)にねをつけてまけたるとき、かわぬを江戸ことばにしゃうべんのするといふ」(出典:咄本・正直咄大鑑(1687)赤) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例