沢煮(読み)サワニ

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「沢煮」の意味・読み・例文・類語

さわ‐にさは‥【沢煮】

  1. 〘 名詞 〙 うす味で汁を多くした煮物。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「沢煮」の意味・わかりやすい解説

沢煮
さわに

煮物の一種。沢煮の沢はたくさんの意とさわやかな意とがあるが、エビ白身魚をあっさり煮るのが沢煮であるから、後者の意とみてよい。また沢煮椀(わん)は塩味だし汁ウド細切りを入れ、豚の脂肪を細切りにして加えたものをいう。このほか好み野菜を加えることもあるが、こしょうをすこし加えるほうが味がよい。日本料理に豚の脂肪とこしょうを用いるのが異色である。

多田鉄之助

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む