デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「沢野含斎」の解説 沢野含斎 さわの-がんさい 1828-1903 江戸後期-明治時代の儒者。文政11年生まれ。生地の出雲(いずも)松江で雨森精斎(あめのもり-せいさい)に,江戸で昌谷精渓(さかや-せいけい),安積艮斎(あさか-ごんさい)に,上方で藤沢東畡(とうがい)らに師事した。元治(げんじ)元年(1864)松江藩につかえ,侍講,藩校修道館の教官をつとめた。維新後は私塾をひらいた。明治36年2月死去。76歳。名は修。字(あざな)は詢叔。通称は修輔。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例