沼杉(読み)ヌマスギ

デジタル大辞泉 「沼杉」の意味・読み・例文・類語

ぬま‐すぎ【沼杉】

ヒノキ科落葉高木。高さ25~50メートル。湿地では、根回り地上呼吸根を出す。樹皮赤褐色灰褐色で、繊維状にはげる。葉は線形羽状に並び、秋に褐色に色づいたのち、枝とともに落葉。北アメリカ南東部の原産。公園の水辺などに植えられる。落羽松らくうしょう

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精選版 日本国語大辞典 「沼杉」の意味・読み・例文・類語

ぬま‐すぎ【沼杉】

  1. 〘 名詞 〙 スギ科の落葉高木。北アメリカ原産で、観賞のため庭園などに植えられるほか、湿地の造林に用いる。高さ五〇メートルにも達するが、日本では一〇メートルぐらい。樹形はピラミッド型。樹皮は赤褐色。葉は長さ五~一〇センチメートルの脱落性の短枝に多数密に互生して二列に並び、羽状複葉のような観がある。線状披針形で長さ一・五センチメートル内外、質は柔らかく、表面は鮮緑色。花は雌雄同株で、花期は五月。球果は卵球形で長さ二・五センチメートル内外。材は耐久力が強いので、枕木、温室材、桶、屋根板などに用いる。らくうしょう。にれつばすいしょう。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「沼杉」の解説

沼杉 (ヌマスギ)

植物。スギ科の落葉高木。ラクウショウ別称

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