法玄寺(読み)ほうげんじ

日本歴史地名大系 「法玄寺」の解説

法玄寺
ほうげんじ

[現在地名]足利市巴町

機神はたがみ山の南麓、長林ちようりん寺の南方に位置する。浄土宗で帝釈山智願院と号し、本尊阿弥陀如来。数度の火災で旧本尊・古記録などを失うが、寺伝によると承安年間(一一七一―七五)の創立という。足利義兼の長子義純が母時子の菩提を弔って開創したともいわれる。境内には時子のものと伝えられる鎌倉時代の五輪塔がある。慶長一五年(一六一〇)足利代官の小林重郎左衛門尉重信が堂宇を造営し行基山と号したともいう。中興開山は寂蓮社照誉芳陽で、真言密教から現宗派に改宗近世において、足利町に朱印地一五石余を有していた(延享元年「足利町明細帳」丸山雄三文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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