波山(読み)つくばさん

日本歴史地名大系 「波山」の解説

波山
つくばさん

八溝(やみぞ)山地南端に位置。紫(し)峰ともよばれる。北は現真壁(まかべ)郡真壁町、南は筑波町、東は新治(にいはり)郡八郷(やさと)町。男体(なんたい)峰(西峰)と女体(によたい)峰(東峰)からなる双耳峰で、標高は八七五・九メートル(東峰)。山頂付近を御幸(みゆき)ヶ原といい、東のつつじヶ丘を経て東南の風返(かざがえし)峠・不動(ふどう)峠へ続く。筑波男神・筑波女神の鎮座地として信仰を集め(筑波町の→筑波山神社)、その山容は古くから関東の名山として尊崇され、富士山と好対照の山として眺められてきた。山頂からは関東平野を一望にする。花崗岩と斑糲岩が古生層を突破って出現した山で、造山の歴史は富士・日光より古く、太古には関東唯一の存在であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ノーベルがスウェーデンアカデミーに寄付した遺産を基金とする世界的な賞。1901年以降行われ、毎年、物理学・化学・生理学および医学・文学・平和・経済学の6部門において、顕著な功績のあった人に授与される。...

ノーベル賞の用語解説を読む