冬籠もり(読み)フユゴモリ

デジタル大辞泉 「冬籠もり」の意味・読み・例文・類語

ふゆ‐ごもり【冬籠もり】

《古くは「ふゆこもり」》
[名](スル)人や動物が、冬の寒い間、家・巣・土の中などにこもって過ごすこと。 冬》「―またよりそはんの柱/芭蕉
[枕]冬ごもりした草木が春になり芽をふく意から、「春」「張る」にかかる。
「―春さり来れば」〈一六
[類語]休眠睡眠冬眠巣籠もり夏眠

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精選版 日本国語大辞典 「冬籠もり」の意味・読み・例文・類語

ふゆ‐ごもり【冬籠】

  1. ( 古くは「ふゆこもり」 )
  2. [ 1 ] 〘 名詞 〙 冬の寒い間、人や動植物が活動をやめて、家、巣、土中などにこもってしまうこと。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「雪降れば冬ごもりせる草も木も春に知られぬ花ぞ咲きける〈紀貫之〉」(出典:古今和歌集(905‐914)冬・三二三)
  3. [ 2 ] 「春」にかかる。かかり方未詳。
    1. [初出の実例]「冬木成(ふゆこもり) 春さりくれば 鳴かざりし 鳥も来鳴きぬ 咲かざりし 花も咲けれど」(出典万葉集(8C後)一・一六)

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[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション 「冬籠もり」の解説

ふゆごもり【冬ごもり】

岐阜日本酒本醸造のにごり酒。濃醇甘口の味わい。原料米はひだほまれあきたこまち。仕込み水は飛騨山系の伏流水蔵元の「大坪酒造店」は天保13年(1842)創業所在地は飛騨市神岡町朝浦。

出典 講談社[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションについて 情報

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