泰山北斗(読み)タイザンホクト

デジタル大辞泉 「泰山北斗」の意味・読み・例文・類語

たいざん‐ほくと【泰山北斗】

《「唐書」韓愈伝賛から》泰山北斗星。転じて、その道の大家として最も高く尊ばれる人。泰斗

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精選版 日本国語大辞典 「泰山北斗」の意味・読み・例文・類語

たいざん‐ほくと【泰山北斗】

  1. 山の泰山と北斗星。転じて、ある一つの道でもっとも高く仰ぎ尊ばれる人。泰斗。
    1. [初出の実例]「星ならば北斗の星ぞ位の高い星ぞ退之を泰山北斗と云た心ぞ」(出典:玉塵抄(1563)一)
    2. 「彼の平和主義の泰山北斗たるブライト氏が、去年六月会て人に向て欧州の現状を説きたる一節を」(出典:将来之日本(1886)〈徳富蘇峰〉三)
    3. [その他の文献]〔新唐書‐韓愈伝賛〕

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四字熟語を知る辞典 「泰山北斗」の解説

泰山北斗

山の泰山と北斗星。転じて、ある一つの道でもっとも高く仰ぎ尊ばれる人のたとえ。泰斗。

[使用例] 吾人は今なおこれを記臆す。かの平和主義の泰山北斗たるブライト氏が、去年六月会て人に向て欧州現状を説きたる一節を[徳富蘇峰将来之日本|1886]

[解説] 「泰山」は中国名山とされている五岳の一つ。「北斗」は北斗七星。いずれも人々が仰ぎ見るものの代表

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