津村重舎(読み)ツムラ ジュウシャ

20世紀日本人名事典 「津村重舎」の解説

津村 重舎(2代目)
ツムラ ジュウシャ

昭和期の実業家 元・ツムラ会長。



生年
明治41(1908)年9月5日

没年
平成9(1997)年7月12日

出生地
東京・日本橋

別名
幼名=基太郎

学歴〔年〕
慶応義塾大学経済学部〔昭和9年〕卒

主な受賞名〔年〕
藍綬褒章〔昭和46年〕,勲三等瑞宝章〔昭和53年〕

経歴
昭和9年津村順天堂に入り、11年取締役。15年社長就任し、51年会長。63年10月ツムラに社名変更。平成7年取締役相談役に退く。著書に「漢方の花ひらく―古来実績科学の光を」。


津村 重舎(1代目)
ツムラ ジュウシャ

大正・昭和期の実業家 津村順天堂創立者;貴院議員。



生年
明治4年7月5日(1871年)

没年
昭和16(1941)年4月28日

出生地
奈良県

学歴〔年〕
東京商業学校中退

経歴
明治26年津村順天堂を設立、婦人専門薬「中将湯」を売出し成功をおさめる。東京府多額納税議員として貴院に席があったが、“2.26事件”に際し、貴院での反軍演説でやむなく辞任。また東亜公司を設立し社長に就任。その他、第一製薬、江東製薬社長、日本売薬、東京計量器製作所などの取締役を務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「津村重舎」の解説

津村重舎 つむら-じゅうしゃ

1871-1941 明治-昭和時代前期の実業家。
明治4年7月5日生まれ。26年津村順天堂(現ツムラ)を創立,婦人漢方薬中将湯を発売。のち東亜公司(コンス),第一製薬などを設立して社長をつとめた。貴族院議員となるが,二・二六事件の際の反軍演説で辞任した。昭和16年4月28日死去。71歳。大和(奈良県)出身。高等商業(現一橋大)中退。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「津村重舎」の解説

津村 重舎 (つむら じゅうしゃ)

生年月日:1871年7月5日
大正時代;昭和時代の実業家。第一製薬及び津村順天堂社長;貴族院議員
1941年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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