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活性水素 かっせいすいそ active hydrogen

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

活性水素
かっせいすいそ
active hydrogen

(1) 放電,高熱,紫外線などにより水素分子の安定な共有結合が切れて生成した原子状水素。反応性に富む。水素化触媒に吸着された水素や,いわゆる発生期水素も活性水素に含めることがある。 (2) 有機化合物の分子内水素のうち,炭素原子に結合する水素原子は反応性に乏しいが,窒素,酸素,硫黄などに結合した水素は反応性が高く,グリニャール試薬と反応して炭化水素を生成する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

活性水素
かっせいすいそ
active hydrogen

紫外線照射、放電などにより水素分子の安定な結合が切れて、原子状態の水素を生じ化学反応をおこしやすくなった水素をいう。いわゆる発生期(機)状態の水素や、パラジウムニッケルなど水素添加の触媒となる金属上の反応性に富んだ水素もこれに含まれる。強力な還元作用を示す。原子状水素を金属表面に吹き付けると、水素分子に戻る際4000℃の高温が得られ、しかも金属をさびさせないので溶接などに利用される。[守永健一]

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世界大百科事典内の活性水素の言及

【水素】より

…パラジウムが水素による還元反応のすぐれた触媒となるのはこのためである。このような原子状またはそれに近い状態の水素は活性水素active hydrogenと呼ばれ,普通の水素に紫外線照射,放電などによって高いエネルギーを与えると生じる。また金属に酸を作用させたり,電気分解によって水素を発生させたりするときにも,発生直後のもの(発生期状態の水素と呼ぶ)はとくに反応性が激しく,一種の活性水素とみられる。…

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