精選版 日本国語大辞典 「浄居天」の意味・読み・例文・類語 じょうご‐てんジャウゴ‥【浄居天】 〘 名詞 〙 仏語。不還果(ふげんか)を証した聖者が凡夫と一緒にいることを嫌って法楽に住する天。色界第四禅天の八天のうち、無煩天・無熱天・善現天・善見天・色究竟天(しきくきょうてん)の五つの称。浄居。[初出の実例]「浄居天変じて、生老病死を現じて見え奉り」(出典:栄花物語(1028‐92頃)音楽)「それは浄居天(ジャウゴテン)がさせるわざだ」(出典:連環記(1940)〈幸田露伴〉)[その他の文献]〔倶舎頌疏‐世品一〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例