浅香社(読み)アサカシャ

デジタル大辞泉 「浅香社」の意味・読み・例文・類語

あさか‐しゃ【浅香社】

短歌結社。明治26年(1893)落合直文おちあいなおぶみ主宰者として結成機関誌はなかったが、鮎貝槐園あゆかいかいえん大町桂月与謝野鉄幹らが参加、短歌革新を推進した。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「浅香社」の意味・わかりやすい解説

浅香社【あさかしゃ】

短歌結社。1893年東京本郷浅嘉(あさか)町に居を据える落合直文中心に,鮎貝槐園大町桂月与謝野鉄幹金子薫園尾上柴舟らで結成。機関誌はもたず,宗匠主義を排し自由な精神で新派和歌運動を推進。活動は数年にすぎなかったが,現代短歌の一源流になった。
→関連項目短歌

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android