デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「深田香実」の解説 深田香実 ふかだ-こうじつ 1773-1850 江戸時代後期の儒者。安永2年生まれ。深田九皐(きゅうこう)の長男。石川香山,中村習斎にまなび,尾張(おわり)名古屋藩につかえる。江戸で藩主徳川斉朝(なりとも)の侍講をつとめ,帰藩後は書物奉行として「尾張志」を監修した。嘉永(かえい)3年6月19日死去。78歳。名は正韶(まさつぐ)。字(あざな)は子縄。通称は増蔵。編著に「稽徳(けいとく)編」「天保会記」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例