深草祭(読み)フカクサマツリ

デジタル大辞泉 「深草祭」の意味・読み・例文・類語

ふかくさ‐まつり【深草祭】

京都市伏見区深草にある藤森ふじのもり神社の例祭

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精選版 日本国語大辞典 「深草祭」の意味・読み・例文・類語

ふかくさ‐まつり【深草祭】

  1. 〘 名詞 〙 京都市伏見区深草にある藤森(ふじのもり)神社で、五月五日に行なわれる祭礼祭神神功皇后、または早良(さわら)親王に関する伝承にちなみ、神輿の渡御には甲冑を着た武者の列が供奉し、駆馬曲乗りが演ぜられる。藤森祭。《 季語・夏 》 〔尺素往来(1439‐64)〕

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世界大百科事典(旧版)内の深草祭の言及

【見物左衛門】より

…見物左衛門と名のる男がシテだが他に登場人物はなく,終始シテ一人の独白と仕方で演じる,特異な独り狂言。筋立て・演出には,小書(こがき)ともいうべき《深草祭》と《花見》の二通りがあるが,上演に際しては小書を付ける場合も付けない場合もある。《深草祭》は,5月5日,京都深草にある藤森神社の祭に出かけて流鏑馬(やぶさめ)や相撲などを見物して興じる様子を見せる狂言。…

※「深草祭」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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