渓百年(読み)たに ひゃくねん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「渓百年」の解説

渓百年 たに-ひゃくねん

1754-1831 江戸時代中期-後期儒者
宝暦4年生まれ。讃岐(さぬき)(香川県)の人。菊池黄山(こうざん)らにまなぶ。のち江戸,京都,大坂遊学因幡(いなば)鳥取藩につかえ,藩校尚徳館でおしえる。兵学にも通じ,藩の荻野流砲術の開祖となった。天保(てんぽう)2年5月11日死去。78歳。本姓は河田。名は世尊。字(あざな)は士達。通称は大六。著作に「経典余師」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android