渡辺勘十郎(読み)ワタナベ カンジュウロウ

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「渡辺勘十郎」の解説

渡辺 勘十郎
ワタナベ カンジュウロウ


肩書
衆院議員(政友会),東京市収入役

旧名・旧姓
旧姓=今井

生年月日
元治1年10月17日(1864年)

出生地
豊前国宇佐郡柳ケ浦村

出身地
東京

学歴
英吉利法律学校〔明治22年〕卒

経歴
東京に出て星亨に従い自由党で活躍。明治22年英吉利法律学校卒業後、米国に渡航、帰国後殖民協会を創立し、移民事業の確立に努めた。31年政界に入り、自由党で活躍。32年自由通信社を設立主幹。40年には東京市助役となり、42年収入役に就任。41年衆院議員に当選1回。

没年月日
大正15年10月4日

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

関連語 旧名

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「渡辺勘十郎」の解説

渡辺勘十郎 わたなべ-かんじゅうろう

1864-1926 明治-大正時代政治家
元治(げんじ)元年10月17日生まれ。明治23年渡米。帰国後,海外移住会,海外渡航会社を設立して海外移住事業の確立につとめた。のち東京市助役,収入役。41年衆議院議員(政友会)。大正15年10月4日死去。63歳。豊前(ぶぜん)宇佐郡(大分県)出身。英吉利(イギリス)法律学校(現中央大)卒。旧姓は今井。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android