精選版 日本国語大辞典 「湯浴」の意味・読み・例文・類語 ゆ‐あみ【湯浴】 〘 名詞 〙 湯を浴びること。湯にはいって身体を暖め、また、洗うこと。入浴。沐浴。温泉にはいって病気などを治すこともいう。湯治。ゆあび。ゆがけ。[初出の実例]「諸の氏姓の人等沐浴(ユアミ)(〈別訓〉ゆかはあみ)斎戒して各盟神探湯(くかたち)為よ」(出典:日本書紀(720)允恭四年九月(図書寮本訓)) とう‐よくタウ‥【湯浴】 〘 名詞 〙① 入浴。入湯。ゆあみ。湯沐(とうもく)。沐浴。[初出の実例]「湯浴は、しばしばすべからず。温気過ぎて肌開け、汗出で気へる」(出典:養生訓(1713)五)② 化学実験に用いるなべ型の容器。湯煎なべ。水浴。 ゆ‐あび【湯浴】 〘 名詞 〙 =ゆあみ(湯浴)[初出の実例]「挙とは取あげて、養て湯あひせつなんとするを云ぞ」(出典:史記抄(1477)一二) ゆ‐よく【湯浴】 〘 名詞 〙 =すいよく(水浴)②〔稿本化学語彙(1900)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例