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湯沐 トウモク

世界大百科事典 第2版の解説

とうもく【湯沐】

古代,皇太子および中宮に対する資養のために諸国におかれた経済制度。令制では臣下に対する封戸(ふこ)と同様のものらしく,《延喜式》では〈東宮二千戸〉とみえ,令制では〈中宮湯沐二千戸〉がみえる。東宮の場合は,令制には〈東宮一年雑用料〉とあり,あるいは《延喜式》にみえるまでに制度的変遷があったのかもしれない。また《日本書紀》の壬申の乱に際しての記事の中に湯沐の役人の湯沐令(とうもくのうながし)がみえ,軍事指揮者のような側面もあるので,湯沐にはそのような兵の差発権などをもっていた可能性がある。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

とうもく【湯沐】

湯につかって体や髪を洗うこと。湯浴み。 「高師直-の風姿婀娜たるを窺ひ/佳人之奇遇 散士

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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