日本歴史地名大系 「湯町」の解説
湯町
ゆまち
- 熊本県:山鹿市
- 湯町
菊池川右岸の
元亨元年(一三二一)三月三日の阿蘇社進納物注文写(阿蘇家文書)の初米進納所々注文に「一所 やまか」があり、惣官出仕の衣装料に充てられている。南北朝期には度々北朝方の陣所とされた(永和二年三月日「毛利元春軍忠状案」毛利家文書など)。明徳(一三九〇―九四)頃には奈良
慶長九年(一六〇四)の湯之町検地帳によると田五六町一反三畝余・畠屋敷六三町九反三畝余・屋敷筆数六六、分米一千一四八石八斗余。正保郷帳では高一千一四八石八斗余、うち田六七八石八斗余・畠四七〇石余とある。なお慶長一四年一〇月一二日の
湯町
ゆまち
湯町
ゆまち
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報