源延 げんえん
1156-? 鎌倉時代の僧。
保元(ほうげん)元年生まれ。加藤景員(かげかず)の3男。天台宗。比叡(ひえい)山で澄憲(ちょうけん)にまなび,伊豆山(いずさん)神社の別当となる。信濃(しなの)善光寺の阿弥陀如来(あみだにょらい)を信仰し,建久6年以後しばしば参詣。源実朝ら武家の帰依(きえ)をうけ,承久(じょうきゅう)3年相模(さがみ)に西明寺をひらき,善光寺の如来を図写し,鋳造させたという。号は浄蓮房。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
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