デジタル大辞泉
「火山フロント」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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火山フロント
かざんフロント
volcanic front
日本列島をはじめとする島弧―海溝系の火山帯において,最も海溝寄りに位置する火山同士を結んだ線。火山前線ともいい,海溝やトラフとほぼ平行に走る。火山帯内部における火山の分布にはかたよりがあり,海溝に近いほど多く,遠ざかるほどまばらになる。火山フロントと海溝の間に一定程度の距離があるのは,海洋プレートが海溝において大陸プレートの下に沈み込む際に,海洋プレートの上面が深さ約 100~150kmに達するまで移動しないとマグマが発生しないからである。なお,火山フロントは弧状列島(島弧)のみならず,沖合いで海洋プレートが沈み込み,火山帯(大陸縁弧―海溝系)が形成されている南北アメリカ大陸など大陸の縁辺にもある。また,インドネシアやアリューシャン列島,マリアナ諸島などのように,火山分布のかたよりが極端であるため,おおむね火山フロント上の火山で火山帯が形成される例もある。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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かざんフロント
火山フロント
volcanic front
島弧(プレート沈込み境界)に沿う火山分布域の海溝寄りの縁のこと。火山前線とも。火山分布域内では火山フロントに近いほど火山分布密度および噴出量が大きい。また,火山フロントより海溝側には火山が出現しない。多くの場合,火山フロントの直下約110km程度の所に深発地震面が存在する。一般に,火山フロントから離れるほど火山岩中のアルカリ量は増大する傾向がある。
執筆者:杉村 新・高橋 正樹
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
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