上代から平安初期にかけては「ともす」の例しか見えないが、平安中期にm→b交替形の「とぼす」が出現し、中世には「ともす」を圧倒するまでに勢力を伸ばした。しかし、近世になると再び「ともす」が勢力を盛り返し、遂には「とぼす」を中央語から駆逐した。現在では、方言を除いて「とぼす」は見られない。
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...
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