点す(読み)トモス

デジタル大辞泉 「点す」の意味・読み・例文・類語

とも・す【点す/灯す】

[動サ五(四)]
あかりをつける。とぼす。「ろうそくを―・す」
男女が交合する。とぼす。
「お前がた二人は丁ちんの側も構はず―・しかけなさるよって」〈咄・臍の宿替・九〉
[可能]ともせる
[類語]点ける点灯点ずる

とぼ・す【点す/灯す】

[動サ五(四)]
あかりをつける。ともす。「燭台の火を―・す」
男女が交合する。
「わっちらが様な数ならぬ女郎でも、―・しておくんなんす心意気は」〈洒・繁千話〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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