点呼(読み)テンコ

デジタル大辞泉 「点呼」の意味・読み・例文・類語

てん‐こ【点呼】

[名](スル)一人一人の名を呼んで、全員いるかどうかを確かめること。「点呼をとる」「従業員点呼する」
[類語]呼ぶ呼ばわる疾呼する呼び掛ける声を掛ける呼び立てる呼び上げる呼び交わす連呼

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「点呼」の意味・読み・例文・類語

てん‐こ【点呼】

〘名〙
① ひとりひとり名を呼んで、人員がそろっているかどうかを調べること。特に、旧日本軍で朝夕に人員の異常の有無を調べるため行なったもの。〔五国対照兵語字書(1881)〕
② 旧日本軍で、簡閲点呼のことをいう。
※陸軍召集令(大正二年)(1913)六九条「令状又は点呼の伝達を受けたる者は指定に従ひ」

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