デジタル大辞泉 「呼ばわる」の意味・読み・例文・類語 よばわ・る〔よばはる〕【呼ばわる/▽喚ばわる】 [動ラ五(四)]大声で呼びたてる。また、叫ぶ。「七兵衛が戻ったぞと大声に―・る」〈柳田・山の人生〉[類語]呼ぶ・差し招く・疾呼する・呼び掛ける・声を掛ける・呼び立てる・呼び上げる・呼び交わす・点呼・連呼 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「呼ばわる」の意味・読み・例文・類語 よばわ・るよばはる【呼・喚】 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙① 大声で言う。呼ぶ。[初出の実例]「其時下人共、河原殿おととい、只今城のうちへまっさきかけてうたれ給ひぬるぞや、とよばはりければ」(出典:平家物語(13C前)九)② 名づける。称する。[初出の実例]「法燈を掻き立て遂に江戸湯島の片ほとりへ移して、物置小屋みたやうな一宇を海禅寺だなどと呼(ヨ)ばはり」(出典:江戸から東京へ(1921)〈矢田挿雲〉七) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例