呼掛ける(読み)ヨビカケル

デジタル大辞泉 「呼掛ける」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「呼掛ける」の意味・読み・例文・類語

よび‐か・ける【呼掛】

  1. 〘 他動詞 カ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]よびか・く 〘 他動詞 カ行下二段活用 〙
  2. 声をかけて相手の注意をこちらに向けさせる。
    1. [初出の実例]「キツネガ yobicaqete(ヨビカケテ) ユウワ」(出典:天草本伊曾保(1593)狼と狐の事)
  3. 直接声をかけたり手紙を出したりして、人々に賛同を求めたり、行動をともにすることなどを要請、あるいは勧誘したりする。
    1. [初出の実例]「多くは此の僧を呼懸て、講師などをしけり」(出典:今昔物語集(1120頃か)一九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android