為まじきものは宮仕え(読み)すまじきものはみやづかえ

精選版 日本国語大辞典 「為まじきものは宮仕え」の意味・読み・例文・類語

す【為】 まじき ものは宮仕(みやづか)え

  1. 他に仕えるということは、何かと気苦労の多いものだから、できる限りするものではない。
    1. [初出の実例]「あらあぢきなや世の中に、すまじきものはみやつかひ。我奉公の身ならずば、かかるうきめによもあはじ」(出典:幸若・信太(室町末‐近世初))

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ことわざを知る辞典 「為まじきものは宮仕え」の解説

すまじきものは宮仕え

主人や上司に使われる勤めは、何かと気苦労が多く、できることならしたくないものである。

[使用例] すまじきものは宮仕え――社長学を下から勉強するつもりで、サラリーマンの生活にとびこんだのはいいのですが休暇もそろそろ切れそうですし、ただ、先生としては、まだ私を放免したくはないのでしょう?[高木彬光*死神の座|1960]

[解説] 「宮仕え」は、本来は宮中や貴人に仕えることをいいましたが、今日では役所や会社などに勤務すること全般の比喩となり、意のままにならないニュアンスをこめていいます。

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