為替のマリー(読み)カワセノマリー

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「為替のマリー」の意味・わかりやすい解説

為替のマリー
かわせのマリー
exchange marry

外国為替売りと買いを結びつけることによって,為替持高を相殺すること。為替操作一種であるが,本来的には為替売買益 (マリー益) の取得目的とする。ただし為替相場の変動リスクを回避するためには,マリーでは不十分であり,カバーが必要である。 (→為替のカバー )

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の為替のマリーの言及

【外国為替】より

… マリーmarry銀行や企業が自社のなかで生じる買為替と売為替を見合わせ,為替持高の極小化を図ることをいう。〈為替のマリー〉ともいう。マリーできない持高については,そのカバー(出合い)を外部に求めて為替相場変動のリスクを回避する。…

※「為替のマリー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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